夜と霧
やっと、読めた。。
この本は、当然ずっと知ってたけど、、色々打ちのめされそうで、怖くて読めなかった。
でも、最近テレビ番組で紹介されていて、あれ?俺の思っていた怖さと、違うかも知れぬ。と思い、読んで、、
結句、ものすごく感動した。
フランクルの徹底した冷静な描写が、その背景にある悲惨さを飛び越えて、スッーと今を生きる私の胸に染みてくるのを感じた。
。。
この本にある状況とは比べ物にならない幸せな世の中だけど、現代にも絶望しながら生きてる人は現代にも多くいて、僕もたまに肩に手をまわされたりする。
人は、やはり目の前の事で一喜一憂してしまう。いや、それしか出来ない存在だと思う。。
私の友人も悩み、苦しんで命を絶ってしまった人が何人かいます。
この本にあった言葉
「自分が人生に何を期待するのか?」
ではなく、
「人生が自分に何を期待しているのか?」
こそ考えるべき事柄だ。
これにガツンと来た。
そう、自分は誰かに何かを期待されている存在だと考えることが、、生きる為の僅かな光を見いだすきっかけになるじゃないのかな。
もう一回読もう。
そして、旧版も読もうと、思う。
何度でも読んで、もっと染みてくる事を味わいたい。
今日から、新しい座組で舞台の稽古が始まるのです。
そこで、自分は何を求められているのか感じたいな。
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